2024-06-27 | 発行元 Statista Japan
テスラ(Tesla)のModel Yは、2023年の世界販売台数が約121万台にのぼり、世界で最も人気のあるプラグイン電気自動車となっています。同年のテスラのModel 3とModel Yの販売台数は、合計で170万台を超えました。
世界で最も売れているプラグイン電気自動車(PEV)上位5位の内2つをテスラ車が占めているものの、2022年のEVを巡る競争は、アジアのEVメーカーの参入で激化しています。中国に本社を置く電気自動車メーカーBYDは、プラグインハイブリッド電気自動車(PHEV)のモデルを数多く提供することで、テスラを抜いて同年最も販売台数が多かったPEVメーカーの座を勝ち取りました。欧州のPEVモデルでトップ10入りしたのは、フォルクスワーゲンのID.4のみでした。
電気自動車の人気は、PEVに対する消費者の関心と共に高まりつつあります。技術革新によってEVの航続距離や充電インフラが大幅に向上し、PEVがより身近で実用的な存在になったことが要因です。バッテリー技術では、全固体電池がさらなる進化を遂げ、航続距離をさらに伸ばす可能性があるとも期待されています。しかし、技術の進歩が市場の拡大に貢献したとはいえ、航続距離に関する不安や充電インフラの地理的分布などに関する認知度の低さが需要を押し下げる可能性も否めません。
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