Amazon.com
資料名Amazon.com Annual Report 2023
公開日February 2024
調査期間2004 to 2023
補注Figures have been rounded.
2024-06-26 | 発行元 Statista Japan
アマゾン(Amazon)の電子商取引(Eコマース)とサービス販売の純売上高は2004年から2023年にかけて急激に増加しました。2022年に約5,140億米ドルだったAmazonの純売上高は、2023年に5,760億米ドル近くまで成長しました。
アマゾンは1994年に米国で創業しました。最初は書籍の販売から始まりましたが、今では衣類、電子機器、音楽など様々な商品を扱う、世界最大のオンライン小売業者となっています。同社の純売上高の大部分はEコマース上の小売販売によるもので、それに次ぐのがサードパーティによる小売販売サービス、AWS、アマゾン・プライム(Amazon Prime)などの定額制サービスとなっています。アマゾンは電子書籍リーダーの代表格である「キンドル(Kindle)」の製造も手掛けています。
消費者はアマゾンを介して、様々な企業やユーザーから新品、中古品を問わず商品を安価に購入できます。同社は、幅広い種類の商品を実店舗より低価格で販売し、小売業市場を席巻しています。アマゾンのブランド価値は2022年時点で約2,820億米ドルとなっており、ウォルマート(Walmart)、イケア(Ikea)、さらには競合のアリババ(Alibaba)やイーベイ(eBay)などの企業をも上回っています。同社のハードウェア分野への進出は電子書籍リーダー「キンドル」から始まり、最近では自社ブランドの製品シリーズや、音声で操作するバーチャルアシスタント「アレクサ(Alexa)」なども発売しています。
アマゾンは北米に本社を構えるため、主に北米で多くのサービスを提供しています。2022年の北米における同社の売上は約3,160億米ドルで、純収益の大部分を占めました。一方、それ以外の地域からの売り上げはおよそ1,180億米ドルでした。
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