MacroMicro; Drewry Shipping Consultants
公開日September 2023
調査期間January 2019 to August 2023
補注The source tracks the freight costs of 40ft containers via eight major routes, including spot rates and short-term contract rates. The values are an average of the five business days of the last full week in each month. Values have been rounded.
協力2023-10-13 | 発行元 Statista Japan
2019年1月から2023年8月にかけて、コンテナ運賃は大幅に変動しています。特に2021年は世界的に運賃が急騰し、2021年9月には約10,400米ドルの過去最高値を記録しました。なお、2023年8月の世界のコンテナ運賃指数は、約1,700米ドルでした。
運賃高騰までの経緯
世界のサプライチェーンは多数の繋がりによって構成されている脆弱なシステムであり、どこかで障害が発生すると全体に連鎖的な影響を及ぼす可能性があります。コロナウイルスの大流行は産業界やサプライチェーンの生産性を大きく低下させ、操業を完全に停止するところもありました。特にコンテナ輸送は大陸をまたぐ輸送のため複雑であり、パンデミックによって大きな打撃を受けました。コロナウイルスが蔓延してからというもの、海運業界は港の閉鎖や航路の渋滞、労働力不足、稼働率の低下、輸送用コンテナの不足に悩まされています。
拡大するコンテナ船会社の収益
コスト上昇が運賃上昇の理由とはされているものの、コンテナ船を運行する会社はコロナウイルスの感染拡大以降、過去最高の営業利益率を記録し続けています。2021年第3四半期には、主要なコンテナ船運行会社の営業利益率は56パーセントを超え、2年前の約8.5パーセントから大幅に上昇しました。一部の会社はこの利益を新しいコンテナやコンテナ船の発注などの設備投資に当てていますが、引き渡しには年単位の時間がかかります。
このページは、statista.comのコンテンツを翻訳し、作成したものです。和訳版と原文(英語)に差異が発生した場合には、原文が優先します。更新頻度が異なるため、本ページで紹介したデータよりも新しいデータがstatista.com上に表示される場合があります。statista.comでは、2万2,500以上の情報ソースに基づいた100万件以上の統計データを提供している他、インテリジェントな検索など、様々な機能をご利用いただけます。データの二次利用権に関しては、FAQの該当項目をご覧ください。
Statistaにご関心をいただき有難うございます。ライブデモのご要望、製品の内容、アカウントの種類や契約に関する詳細など、どうぞお気軽にお問い合わせください。日本語と英語での対応が可能です。