United States Census Bureau
公開日September 2023
調査期間2022
2024-06-26 | 発行元 Statista Japan
2022年、米国で暮らす黒人の貧困率は17.1パーセントにおよびました。それに対し、白人の貧困率は8.6パーセントでした。同年、米国の全人種・民族の平均貧困率は11.5パーセントとなっています。
米国では、年間所得が1万2,880米ドル以下の個人世帯や、4人家族の場合は年間所得が2万6,500米ドル以下の世帯が貧困ライン以下の生活をしているとみなされます。女性は、育児に充てる時間が男性に比べて長いうえに、男性よりも賃金が低いことから、女性と子どもは貧困に陥る可能性が比較的高いとされます。また、人種的少数者(マイノリティー)においても、差別が原因で生活に窮する人が少なくないとみられています。
米国は世界で最も経済的に豊かな国の一つですが、2022年時点では貧困率がOECD加盟国中2番目に高かったことがわかっています。米国の貧困率は、1990年以降増減を繰り返していますが、2014年以降は減少し続けています。米国における世帯収入の中央値は、1990年以降ほぼ一定の水準を保ってきましたが、2014年以降大きく上昇しています。新型コロナウイルス感染症の世界的流行が発生した2020年は、例外的に世帯収入が若干減少しました。なお、2022年に貧困ライン以下の生活をしている住民が最も多かった米国の州は、カリフォルニア州でした。
このページは、statista.comのコンテンツを翻訳し、作成したものです。和訳版と原文(英語)に差異が発生した場合には、原文が優先します。更新頻度が異なるため、本ページで紹介したデータよりも新しいデータがstatista.com上に表示される場合があります。データの二次利用権に関しては、FAQの該当項目をご覧ください。
Statistaにご関心をいただき有難うございます。ライブデモのご要望、製品の内容、アカウントの種類や契約に関する詳細など、どうぞお気軽にお問い合わせください。日本語と英語での対応が可能です。