2024-07-18 | 発行元 Statista Japan
2024年4月時点では、ソーシャルメディア(SNS)の普及率が世界で最も高かった地域は北欧と西欧で、それぞれ80.2パーセントと78.2パーセントに達しています。東アジアは、74.9パーセントで3位に入っており、それに南欧が73.5パーセントで続いています。一方、東アフリカおよび中央アフリカ地域におけるSNS普及率は、それぞれ10.5パーセントと9.9パーセントで世界最低水準でした。現在では、世界人口の62.2パーセント、つまり世界の約10人に6人がSNSを使用しているとみられています。 世界平均を下回ったのは、カリブ海地域を除けばすべてアフリカとアジアの地域です。
2023年時点では、世界中で48億9千万人がSNSを使用していたと推定されており、2027年には約60億人に達する見込みです。世界で最も利用者数が多いSNSは、メタ・プラットフォームズ(Meta Platforms)のフェイスブック(Facebook)で、月間アクティブユーザー数(MAU)は、30人億人を超えています。メタが所有するフェイスブック、ワッツアップ(WhatsApp)、インスタグラム(Instagram)、フェイスブックメッセンジャー(Facebook Messenger)は、それぞれMAUが10億人を超えています。アクティブユーザー数の世界ランキングでは、上位10位に入るSNSのうち4つをメタが所有するSNSが占めています。
SNS利用率を国別にみると、2024年1月時点ではアラブ首長国連邦(UAE)が世界1位となっています。世界平均(62.3パーセント)に最も近かったのはブラジルで、SNS利用者の割合は66.3パーセントにのぼりました。インドは、SNS利用率が32.2パーセントと世界平均を下回ったものの、国別のSNS利用者数ランキングでは世界第2位です。2022年時点でのインドのSNS人口は、約7億5,500万人でした。
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