ブランド・広告業界

2022年 世界のFMCG(消費財)ブランドのブランド価値(単位:100万米ドル)

出典

Interbrand

資料名

Best Global Brands 2021

公開日

November 2022

調査期間

2022

補注

Coca-Cola has not been added to the ranking because it has been categorized as a beverage company.

2022年 世界の消費財ブランド価値ランキング

2024-02-07 | 発行元 Statista Japan

2022年に世界で最もブランド価値の高かったFMCG(消費財)ブランドは、パンパース(Pampers)でした。パンパースのブランド価値は、約138億米ドルであったとみられています。次いでロレアル(L’Oréal)とレゴ(LEGO)が僅差で2位と3位にランクインしており、両者のブランド価値はそれぞれ129億米ドルと119億米ドルにのぼります。パンパースは、消費財大手プロクター&ギャンブル(Procter & Gamble、P&G)が所有するブランドです。 

P&Gが誇る世界的ブランド 

日本ではP&Gの名称で知られるプロクター&ギャンブルは、世界最大の消費財企業です。1837年に米国オハイオ州シンシナティで創業された同社は、消費財部門において幅広く事業を展開しており、パーソナルヘルスケアやスキンケア、ベビーケア、清掃用品などがこれに含まれます。P&Gが所有するブランドには、世界的に有名なパンパース(Pampers)やアリエール(Ariel)、レノア(Lenor)、ジレット(Gillette)、パンテーン(Pantene)、ファブリーズ(Febreze)があります。なお、2021年にプロクター&ギャンブルの世界全体の純売上高は800億米ドルに達しました。 

コルゲート・パームオリーブ(Colgate-Palmolive) 

消費財部門におけるプロクター&ギャンブルの主要な競合他社のひとつにコルゲート・パームオリーブがあります。米国に本社を置く多国籍消費財メーカーである同社の2022年の世界全体の純売上高は、約180億米ドルに達しました。コルゲート・パームオリーブは、主にパーソナルケア・ホームケアとペットフードの2分野で事業を展開しています。同社の有名ブランドには、コルゲート(Colgate)、パームオリーブ(Palmolive)、セイネックス(Sanex)、スピード・スティック(Speed Stick)、エイジャックス(Ajax)があります。コルゲート・パームオリーブは、世界で4番目に有力なパーソナルケア・ブランドであり、2022年のブランド価値は180億円以上であったと見込まれています。 


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