World Bank
資料名Population estimates and projections
公開日July 2023
調査期間1960 to 2021
補注* Estimate. Life expectancy at birth indicates the number of years a newborn infant would live if prevailing patterns of mortality at the time of its birth were to stay the same throughout its life.
2024-08-14 | 発行元 Statista Japan
世界で2番目に人口の多い中国では、経済成長の恩恵を受けて平均寿命が過去数十年にわたって延び続けてきました。2021年時点での中国の平均寿命は、78.2歳でした。
平均寿命とは、死亡率が一定と仮定した場合、同じ年に生まれた集団の平均余命を示したものです。平均寿命が最も長い国はモナコで、女性は89歳、男性は84歳となっています。他方、中国の平均寿命は世界平均を上回る水準に達しています。
平均寿命が延びてきた一方で、中国では出生率の低下が叫ばれてきました。出生率とは、人口1千人に対する1年間の出生数の比率を表す指標です。2023年の出生率は6.39と、ここ数十年で最低となりました。
中国では、出生率が低下し、平均寿命が延びた結果、高齢者が人口に占める割合が急激に増加しています。中国の60歳以上人口は、過去30年間で3倍以上に膨れ上がっており、2050年には5億940万人に達すると予測されています。なお、総人口に占める60歳以上人口の割合は、2010年時点では約12パーセントでしたが、2030年には26パーセント以上に到達する見込みです。なお、老齢依存率は、高齢化による生産年齢人口への負担を図るうえで重要な指標です。中国の老齢依存率は、2050年に51.5パーセントに達すると予想されています。
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