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「アースオーバーシュートデー」2024年は8月1日

2024-08-06 | 発行元 Statista Japan

「アースオーバーシュートデー(Earth Overshoot Day)」とは、地球が生み出す1年分の資源を、人類がすべて消費してしまう日のことです。オーバーシュートは英語で「行き過ぎる」という意味で、この日から年末まで、人類は将来のために残しておくべきはずの資源を切り崩しながら暮らしていることになります。 

過去数十年にわたり、人間の地球環境への負荷やカーボンフットプリントが徐々に増えてきた一方で、地球が再生可能な生物資源の容量(バイオキャパシティ)は大きく減少しました。カーボンフットプリントとは、商品やサービスの原材料調達から廃棄、リサイクルまでのライフサイクル全体を通して排出される温室効果ガスの量を指します。結果として、1970年には12月30日だったアースオーバーシュートデーの日付は、年々早まっています。新型コロナウイルス感染症のパンデミックが発生した2020年には、8月16日まで日付を遅らせることができました。しかし効果は一時的なものに終わり、2024年のアースオーバーシュートデーは、前の年より1日早い、8月1日となっています。 

アースオーバーシュートデーを初めて提唱したのは、英国のシンクタンク、ニューエコノミクス財団(New Economics Foundation)に勤務していたアンドリュー・シムズ(Andrew Simms)氏です。同団体はその後の2006年、国際環境シンクタンクのグローバル フットプリント ネットワーク(Global Footprint Network)と連携し、史上初となるグローバルキャンペーンを実施しました。2007年からは、世界最大の環境保護団体、世界自然保護基金(WWF)もこの活動に参加しています。アースオーバーシュートデーの算出方法について詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。 


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