導入事例

データの達人:日本郵船株式会社NYKデジタルアカデミー熊井様

2024-01-10 | 発行元 Statista Japan
NYKオフィスにて実施のワークショップの風景

世界の主要な業界、市場調査や消費者動向に関するデータや統計を提供する世界最大級のデータプラットフォーム「Statista」。連載「データの達人に会いに行く」では、様々な業界や職種でデータを扱うプロフェッショナルをお招きして、データとビジネスの関係を伺っていますが、今回はStatistaをご利用いただいている日本郵船株式会社イノベーション推進グループ デジタル・アカデミーチーム長 熊井秀行様にインタビューをさせていただきました。

Q1:業務でStatistaを利用するようになったのは、どのような課題や目的があったからですか?

A:当社は、企業内大学として2019年9月にNYKデジタルアカデミー(以下、アカデミー)を創設し、現在5年目となります。昨年度までに61名が卒業し、現在は第7期生14名が受講しています。

毎回カリキュラムをアップデートしながらプログラムを推進していますが、試行錯誤を重ねる中で、市場の真のニーズを洞察したり、社会潮流を的確に分析したりするためには、正確なデータを活用することが重要であることを確信するにいたりました。またアカデミー受講生には、最終報告会で社長以下経営陣に対し、新規ビジネスアイディアのプレゼンテーションを行っていただきますが、そこでは、ビジネスの将来性や需要についても言及します。その際に、データによる正確な裏付けがあると高い説得力が得られますので、受講生にはアカデミーの期間中、豊富なデータに常に触れられるよう、一人一人にStatistaのアカウントを用意しています。

当初は、Googleなどで検索をしてデータの取得を行うこともあったのですが、そのデータの信ぴょう性がどのくらいあるのか分からないことがありました。そのため、出典元がしっかりと確約されているデータをはじめから使用したほうが効率的であり、そのデータを使用することでプレゼンテーションへの説得力も増すのではないかと考えました。

そこで、世の中にはどのような調査・統計データベースがあるのか調べていき、Statistaにたどり着きました。

 

Q2:導入の際の選択肢を検討する際に、最も重視したことは何ですか?

A:データの二次利用です。これを明言している会社があまりなく、このことが、大きなファクターとなりました。Statistaはグラフなども統一感があるため、プレゼン資料を作成する際にもスピーディーに整ったデータを載せることができることも、魅力に感じています。また、他のデータベースも使用しているのですが、データベースごとの特徴や調べる内容によって使い分けを行っています。

 

Q3:Statistaのプラットフォームの中で、特に利用している部分はありますか?

A:現在はおもにアカデミー受講生が、市場調査やプレゼンテーション資料作成のためにStatistaを使用しています。また今後我々が行いたいことの一つとして、ChatGPTをはじめとする生成AIが将来自社のビジネスや周辺環境にどのような影響を及ぼす可能性があるかを慎重に洞察する必要性を感じており、そうした将来予測についてもStatistaを活用して様々な角度から分析できたらと思っています。

あと個人的には、Daily Dataによくアクセスしています。ホットな情報をサッと見ることができるため、データを見る目を養うことを意識しています。

 

Q4:Statistaは、時間の節約や生産性の向上にどのように役立っているのでしょうか?

A:プレゼンの資料作りやエビデンスベースの話をしていく中で、Statistaを使うことで資料をすぐ転記できたり、データもシンプルで見やすいために時間の節約に寄与しています。また、Statistaが出典となることで、プレゼンテーションの受け手も「それであれば」ということに繋がってきており、その他Statistaをウェブ上で見かける機会が増え、一つのステータスになってきているのではないかと強く感じます。

 

Q5:それによってどのような競争優位性が高まりますか?

A:信頼性が高かったり、データ量が豊富だったり、欲しいデータにすぐアクセスできたりなど便利ですね。そのことによって、生産性の向上、そして競争優位性に繋がっていると思います。

希望としては、日本語での操作性が上がると嬉しいです(笑)

 

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