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購買決定におけるインフルエンサーの影響力
購買決定を行う際、大半の人は家族や友人、知人からの口コミを信用することがわかっています。Statista Consumer Insightsの調査では、ソーシャルメディア（SNSなど）で自身の生活ぶりを共有し、誰もが知人・友達感覚でフォローできるインフルエンサーの意見もまた、多くの人に信頼されていることが判明しました。
各国のオンライン人口に基づき、代表性のあるサンプリング方法で行われた今回の調査では、特にブラジルや中国、インドのユーザーが購買プロセスにおいてインフルエンサーの影響を受けやすいことが明らかになりました。インフルエンサーの口コミを信用する人の割合は、ブラジルとインドで大幅に向上しています。一方、中国ではユーザーの信頼感がわずかに低下したものの、依然として高い水準を保っています。
ほかのほとんどの国では、購買プロセスにおけるインフルエンサーの影響力が勢いを増しています。インフルエンサーを信頼する人の割合が最も低かった国は、デンマークと日本でしたが、両国でも信頼感が年々高まりつつあります。欧州地域で最もインフルエンサーの影響力が強い国は、2023年時点で回答者の24パーセントが「著名人やインフルエンサーが紹介する商品を購入した」と答えたイタリアでした。
