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YouTube Shorts動画広告 広告主の人気をすでに獲得

2023-12-04 | 発行元 Statista Japan

ユーチューブ(YouTube)が提供する最大60秒の短編動画機能「ユーチューブ・ショート(Shorts)」は、2020年に公開されたばかりにもかかわらず、すでに月間アクティブユーザー(MAU)が20億人以上に達しています。その人気は上昇し続けており、動画コンテンツを通じて若いオーディエンスに広告を配信できることから、広告主である企業もティックトックの代替となるユーチューブ・ショートに注目しています。 

インサイダー・インテリジェンス(Insider Intelligence)が2022年12月に公開した調査では、米国のメディアバイヤー(広告枠を仕入れる業務担当者)50人が「自社の大口顧客は動画プラットフォームで広告を配信しているか」もしそうであれば「どのプラットフォームか」という質問に回答しました。 

結果は、ティックトック(TikTok)が回答の4分の3を占め、広告主に最も人気のショート動画プラットフォームとなっています。メタ(Meta)インスタグラム・リール(Instagram Reels)も僅差で上位にランクインしており、回答者のおよそ3分の2が、自社の大口顧客はインスタグラムで広告を配信していると答えています。ユーチューブ・ショートは、市場に参入してからまだ日が浅いにもかかわらず急速に成長しており、広告主の半数近くが同プラットフォームで広告を配信していたことがわかっています。 

インサイダー・インテリジェンスのアナリストは、ティックトックが市場リーダーとしての地位を保持するためには、対策が必要であると指摘。また、各国でのティックトック利用禁止を危惧した広告支出の減少には至らなかったものの、バイトダンス(字節跳動、ByteDance)が保有するティックトック株の売却を巡る米中対立は、「広告主の信頼感を高めることにはつながらないだろう」と述べています。 

世界のソーシャルメディアマーケターは、2023年にティックトックなどショート動画への投資を倍増させる計画であることが判明しています。詳細については、こちらの記事をご覧ください。 


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