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2016年~2020年 全世界におけるアップルペイ(Apple Pay)の利用者数

出典

Loup Ventures Management, LLC

公開日

November 2020

調査期間

September 2016 to September 2020

2016年~2020年 世界のApple Pay利用者数の推移

2023-08-31 | 発行元 Statista Japan

2020年9月時点にアップルペイ(Apple Pay)を利用していたiPhoneユーザーは、世界全体で6,500万人増え、5億人を超えました。新型コロナウイルス感染症の世界的流行による非接触型決済への需要の高まりを受け、Apple Payの利用者数は、2020年を通じて9パーセント増加したと推定されています。なお、これらの数値はあくまで推定値であり、正確な数値が存在しない点に注意が必要です。アップル社は、Apple Payの利用者数を公表しておらず、Apple Payと提携する銀行は、契約上ユーザーに関する情報の共有を禁じられています。そのため、Apple Payの市場シェアに関するデータ(たとえば欧州の市場シェア)は、消費者調査の結果を基にしている傾向にあります。 

Apple Payが最も利用されている国 

Apple Payの利用状況に関する国レベルのデータはほとんど存在しませんが、近接型モバイル決済(消費者から加盟店へのカードやスマートフォンによる非接触型の店舗内決済)の利用状況を確認することで、Apple Payの利用状況を大まかに把握することができるかもしれません。2019年、近接型モバイル決済の普及率で世界をリードしていた国は、中国です。同年の中国におけるモバイル決済の普及率は、2位につけたデンマークの2倍であったと推定されています。しかし、アリペイ(Alipay)やテンペイ(Tenpay)といったアプリの中国における人気を念頭に置くと、中国でApple Payが広く普及している可能性は低いといえます。 

Apple Payと競合他社 

Apple Payが中国で広く普及している可能性は低いため、近接型モバイル決済の普及率が2番目に高い国であるデンマークのデータを見てみましょう。2019年、Apple Payはデンマークでも、人気のある決済アプリではありませんでした。回答者の9パーセントがApple Payを利用した経験があると答えた一方で、85パーセントはデンマーク発の決済アプリモバイルペイ(MobilePay)を利用したことがあると答えています。世界最大の近接型モバイル決済市場である米国でも、同様の結果でした。2021年1月に実施された調査によると、米国の消費者に最も人気の決済手段はペイパル(PayPal)で、PayPalを利用した経験があると答えた人の数は、Apple Payの5倍という結果が出ています。 


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