2000年～2022年 OECD加盟国の総収入保険料

2020年から2022年にかけて、OECDに加盟する38か国の総収入保険料は前年同期の6兆米ドルから8千億米ドル増加し、5兆3千億米ドルに達しました。OECD加盟国は過去20年間にわたり、世界の保険市場で圧倒的なシェアを占めてきました。 

保険業界における主要な企業 

売上高ベースでみた2022年の世界の保険業界における主要な企業には、バークシャー・ハザウェイ（Berkshire Hathaway）、中国平安保険（Ping An Insurance）、中国人寿保険（China Life Insurance）が挙げられます。 

世界最大の保険市場 

保険会社の売上規模を示す指標の一つである元受保険料の総額が世界最大の国は、米国です。米国では損害保険業界の売上が生命保険業界の売上を上回っており、米国の生命保険料および損害保険料の総額は、2022年の世界保険市場の約40パーセントを占めたと考えられています。世界市場シェアが10.3パーセントの中国は、米国に次いで第2位となっています。