Federal Reserve Bank of New York
公開日June 2024
調査期間Q1 2003 to Q1 2024
補注Data refers to bank holding companies and banks.
2024-07-19 | 発行元 Statista Japan
米国の商業銀行業界における普通株式等Tier 1(CET1)比率は、2024年第1四半期にわずかに上昇しました。2021年から続いていた下降傾向から逆転する形となります。減少率が最大だったのは、世界金融危機がはじまった2007年です。2019年においても、新型コロナウイルス感染症の拡大によってCET比率が低下し、2021/2022年にかけて再び減少しています。過去の傾向との類似性はあるものの、近年のCET1比率の減少幅は、2007年と比べて小さくなっています。
普通株式等Tier 1(CET1)比率とは、損失吸収能力の高い自己資本とリスク資産の割合を示す国際統一基準で、銀行の危機耐性の判断指標となります。CET1は、2007年~2008年の金融危機後に改訂されたバーゼル合意(銀行の自己資本比率や流動性比率などに関する国際統一基準)の新しい枠組みである「バーゼルIII」で導入されました。
このページは、statista.comのコンテンツを翻訳し、作成したものです。和訳版と原文(英語)に差異が発生した場合には、原文が優先します。更新頻度が異なるため、本ページで紹介したデータよりも新しいデータがstatista.com上に表示される場合があります。データの二次利用権に関しては、FAQの該当項目をご覧ください。
Statistaにご関心をいただき有難うございます。ライブデモのご要望、製品の内容、アカウントの種類や契約に関する詳細など、どうぞお気軽にお問い合わせください。日本語と英語での対応が可能です。