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2003年第1四半期~2023年第1四半期 米国の商業銀行業界における普通株式等Tier 1(CET1)比率

出典

Federal Reserve Bank of New York

公開日

July 2023

調査期間

Q1 2003 to Q1 2023

補注

Data refers to bank holding companies and banks.

2003年~2023年 米・商業銀行の四半期別CET1比率

2024-03-05 | 発行元 Statista Japan

米国の商業銀行業界における普通株式等Tier 1(CET1)比率は、2023年第1四半期にわずかに上昇しました。2021年から続いていた下降傾向から逆転する形となります。減少率が最大だったのは、世界金融危機がはじまった2007年です。2019年においても、新型コロナウイルス感染症の拡大によってCET比率が低下し、2021/2022年にかけて再び減少しています。過去の傾向との類似性はあるものの、近年のCET1比率の減少幅は、2007年と比べて小さくなっています。 

CET1比率とは 

普通株式等Tier 1(CET1)比率とは、損失吸収能力の高い自己資本とリスク資産の割合を示す国際統一基準で、銀行の危機耐性の判断指標となります。CET1は、2007年~2008年の金融危機後に改訂されたバーゼル合意(銀行の自己資本比率や流動性比率などに関する国際統一基準)の新しい枠組みである「バーゼルIII」で導入されました。 


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