International Monetary Fund
公開日June 2024
調査期間2023
2024-07-18 | 発行元 Statista Japan
2023年第4四半期時点で最も多くの金(きん)を保有していたのは、米国の中央銀行制度である連邦準備制度(Federal Reserve Board of Governors、FRB)で、保有量は約8,133.5トンにのぼりました。
米国の金保有量は、ドイツの金保有量の2倍以上、イタリアとフランスの3倍以上となっています。中国の金保有量は6位ですが、中国では世界のどの国よりも多くの金が採掘されています。なお、米・連邦準備制度の外貨準備に占める金の割合は67パーセントで、中国はわずか3.6パーセントとなっています。
また、オーストラリアは金の埋蔵量が世界一を誇り、金の産出量も中国に次ぐ世界2位となっています。金はすでに物々交換の対象や通貨価値の裏付けとしての機能を失っていますが、各国政府はインフレや景気後退の予防策として金への投資を続けるとみられています。2020年のコロナショックでは、安全資産とされる金が買われたことで、金の平均価格は史上最高額を更新しました。
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