2003年～2022年 世界のETFの上場銘柄数

世界のETF（上場投資信託）の上場銘柄数は、2003年から2022年までに大幅に増加しました。ETFの銘柄数は、2003年の276銘柄から、2022年には8,754銘柄まで増えています。2022年時点では、約10兆米ドルにおよぶETFが全世界で取引されています。 

ETFについて 

ETFは、1990年代前半から金融市場で取引されてきました。ETFは、ミューチュアルファンド（米国におけるオープンエンド型投資信託）や保険信託、年金信託、不動産信託、ヘッジファンド、プライベート エクイティ ファンドなどの投資信託の一種です。ETFとほかの投資信託とでは、購入価格の決定方法が大きく違います。ETFは証券取引所に上場しているため、株式のように売買取引により価格が決定します。 

指数に沿って変動するETF 

ETFは、特定の指数や金融商品の動向を再現するものであり、それを上回る運用成績をあげることが目的ではありません。たとえば、ダウ平均株価（DJIA）と同様の運用成績を目指す場合は、ダウ平均に連動するETFに投資することができます。インバース型ETFは、対象となる指数や株価の逆のパフォーマンスを再現するETFです。たとえば、銀価格の下落が予想される場合、インバース型ETFを購入することで、下落局面でも収益をあげることができます。