QuintilesIMS
公開日January 2024
調査期間2001 to 2023
補注This statistic was assembled from several of IQVIA's publications. Values are based on invoice spending. Incremental spend for COVID-19 vaccines and therapeutics is not included. All values are rounded.
2024-04-16 | 発行元 Statista Japan
世界の医薬品市場は、近年大きな成長を遂げています。2023年の医薬品の世界市場規模は、およそ1兆6,000億米ドルと推定されており、2022年と比べると1千億以上の売上増となりました。
世界の医薬品市場
世界的にみると、米国が世界最大の医薬品市場であり、それに経済新興国が続く形となっています。新興国に含まれるのは、ブラジル、インド、ロシア、コロンビア、エジプトなどの中低所得国です。なお、世界の医薬品市場の売上高に占める割合が最も低い地域は、中南米です。
世界の主要な医薬品企業
世界で最も購入されている医薬品には、ヒュミラ(一般名:アダリムマブ)やレブラミド(一般名:レナリドミド水和物)が挙げられます。世界の医薬品市場を治療領域別にみると、市場規模が最も大きいのはがん領域で、今後数年にわたで最も大きな成長が見込まれています。がんに次ぐ医薬品支出を誇る治療領域は、自己免疫疾患と糖尿病です。新型コロナウイルス感染症拡大の最盛期には、新型コロナワクチン「コミナティ」が医療用医薬品としてトップの売上高を誇りました。
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