QuintilesIMS
公開日January 2023
調査期間2001年から2022年
補注This statistic was assembled from several of IQVIA's publications. Values are based on invoice spending. Incremental spend for COVID-19 vaccines and therapeutics is not included.
2023-04-21 | 発行元 Statista Japan
世界の医薬品市場は、近年、大きな成長を遂げています。2022年、世界の医薬品市場の規模は、およそ1兆4,800億米ドルと推定されています。市場規模が1兆4,200億米ドルとされた2021年と比べると、わずかな売上増加となりました。医薬品業界は、市場に流通する医薬品の数および種類や、医薬品の金額に関して決定的な役割を担います。しかし、国によっては、日本のように医療用医薬品の価格を、製薬企業ではなく国が定める「薬価制度」を設けている国もあります。
世界の医薬品市場
世界的に見ると、米国が世界一の医薬品市場であり、それに新興国が続く形となっています。新興国には、ブラジル、インド、ロシア、コロンビア、エジプトなどの中低所得国が含まれます。なお、世界の医薬品市場の売上高に占める割合が最も低い地域は、中南米地域です。
世界の主要な医薬品企業
世界で最も購入されている医薬品には、ヒュミラ(一般名:アダリムマブ), エリキュース(一般名:アピキサバン)、レブラミド(一般名:レナリドミド水和物)などが挙げられます。これらの医薬品の多くは、複数の慢性疾患やガンの治療薬として承認を受けています。薬効別で売上が最も大きかった医薬品は、抗腫瘍剤(抗ガン剤)で、次いで糖尿病治療剤という結果となりました。一方で、免疫抑制剤と糖尿病治療剤の売上は、近年最も大きな伸びを記録しています。
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