2003/2004年度～2021/2022年度 世界のコーヒー生産量

2021/2022年度時点での世界のコーヒー生産量は、1袋当たり60キログラム換算で約1億6,850万トンに達しました。2020/2021年度と比較すると、わずかに減少しています。世界で生産されるコーヒーは、南米産が過半を占め、その大半がブラジル産です。 

コーヒーの主要生産国 

2020年にブラジルで生産されたコーヒーの量は、1袋当たり60キログラム換算で約6,900万袋に達しました。同年、世界第2位だったベトナムの生産量は、約2,900万袋でした。ブラジルは、コーヒーの輸出量でもベトナムを上回っており、2022年1月時点では、1袋当たり60キログラム換算で約320万袋でした。 

米国におけるコーヒー消費 

コーヒーは、米国で最も人気のある飲料の一つです。米国人は、コーヒーを1日当たり平均2杯弱飲んでいることがわかっています。コーヒーの消費量は、年齢とともに増加傾向にあるとみられ、18歳から19歳では1日当たり1杯程度だったのに対し、70歳以上では1日当たり2杯以上となっています。2023年時点では、米国で最も一般的なコーヒーの淹れ方は、ドリップ式コーヒーメーカーでした。