2024-07-01 | 発行元 Statista Japan
2023年の世界新車販売台数が300万台を突破した中国・比亜迪(BYD)は、プラグイン電気自動車(PEV)の販売台数で1位を獲得しました。台数ベースでは、22パーセント弱の市場シェアを占めています。2位にはテスラ(Tesla)、3位にはフォルクスワーゲン・グループ(Volkswagen Group)がランクインしました。
2023年のPEVの登録台数は増加傾向にあり、中国のEV市場は前年比36パーセント増となりました。PEVには、バッテリー電気自動車(BEV)とプラグインハイブリッド電気自動車(PHEV)の2種類があります。どちらも充電ソケットと充電池を搭載しており、電気のみで車を走らせることが可能です。しかしPHEVにはバッテリー充電用の内燃機関(エンジン)も搭載されているため、BEVのみが排出ガスゼロの車となります。BEVの市場は成長しており、2022年の世界販売台数は2020年の3倍以上でした。
上海汽車集団(SAIC)やBMWなどのメーカーは、BEVとPHEVの両方を製造していますが、テスラはBEVのみを製造しています。テスラは、2008年に最初のBEVであるRoadsterを発売し、その後2023年にはModel S、Model 3、Model X、Model Yの4モデルまでラインナップを増やしました。世界で最も売れたPEVはModel Yでしたが、販売台数トップ10モデルのうち多くのモデルが中国ブランドであり、急成長するアジア太平洋地域のEV市場を反映しています。
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