2023-08-25 | 発行元 Statista Japan
2021年に93万6,200台近くを販売したテスラ(Tesla)がプラグイン電気自動車(PEV)の販売台数で1位を獲得しました。テスラは台数ベースで14%弱の市場シェアを占めています。2位にはフォルクスワーゲン・グループ(Volkswagen Group)が、3位にはBYDがランクインしました。
2021年のPEVの登録台数は増加傾向にあり、中国のEV市場は前年比155%増となりました。PEVには、バッテリー電気自動車(BEV)とプラグインハイブリッド電気自動車(PHEV)の2種類があります。どちらも充電ソケットと充電池を搭載しており、電気のみで車を走らせることが可能です。しかしPHEVにはバッテリー充電用の内燃機関(エンジン)も搭載されているため、BEVのみが排出ガスゼロの車となります。BEVの市場は成長しており、2021年の世界販売台数は2020年の2倍以上でした。
上海汽車集団(SAIC)やBMWなどのメーカーは、BEVとPHEVの両方を製造していますが、テスラはBEVのみを製造しています。テスラは、2008年に最初のBEVであるRoadsterを発売し、その後2021年にはModel S、Model 3、Model X、Model Yの4モデルまでラインナップを増やしました。2021年に世界で最も売れたPEVはModel 3でしたが、販売台数トップ10モデルのうち6モデルが中国ブランドであり、急成長するアジア太平洋地域のEV市場を反映しています。
このページは、statista.comのコンテンツを翻訳し、作成したものです。和訳版と原文(英語)に差異が発生した場合には、原文が優先します。更新頻度が異なるため、本ページで紹介したデータよりも新しいデータがstatista.com上に表示される場合があります。statista.comでは、2万2,500以上の情報ソースに基づいた100万件以上の統計データを提供している他、インテリジェントな検索など、様々な機能をご利用いただけます。データの二次利用権に関しては、FAQの該当項目をご覧ください。
Statistaにご関心をいただき有難うございます。ライブデモのご要望、製品の内容、アカウントの種類や契約に関する詳細など、どうぞお気軽にお問い合わせください。日本語と英語での対応が可能です。