Website (ingenieur.de); International Federation of Robotics
公開日September 2023
調査期間2004 to 2022
補注The figures for 2004 through 2015 were taken from previous releases.* Forecast
2024-04-17 | 発行元 Statista Japan
2022年、世界の産業用ロボットの出荷台数は55万3千台に達し、前年比で微増となったことが明らかになりました。今後数年間で産業用ロボットの出荷台数は増え続けると予測されています。2026年には、世界の出荷台数が約71万8千台となると見込まれています。
市場の成長要因
日本、中国、米国、韓国、そしてドイツの5か国は、世界の産業用ロボット市場を牽引する存在です。新興国では製造業において人件費が高騰しているため、人間に代わってロボットを導入することがより現実味を帯びてきており、ロボット市場の成長を後押しする形となっています。
産業用ロボットの導入分野
産業用ロボットは、ますます多くの産業で幅広い業務に導入されるようになっています。高度に自動化された自動車産業は、依然として産業用ロボットが応用される最も重要な分野の一つですが、2020年に最も多くの産業用ロボットが導入された産業は、電気・電子産業(エレクトロニクス産業)でした。
ロボティクス(ロボット工学)は、オートメーション(自動化)市場の一部であるという点にも留意する必要があります。オートメーション産業に含まれる主な製品やサービスには、リレーやスイッチ、センサやドライブユニット、マシンビジョンや制御機器、業界向けのソフトウェア開発やソフトウェアサービスが挙げられます。シーメンス(Siemens)や三菱電機、ゼネラル・エレクトリック(General Electric)といった巨大複合企業は、産業分野のオートメーション技術や産業用ソフトウェアの大手ベンダーとなっています。産業用ロボット市場におけるその他の主要なプレイヤーとしては、スイスのアセア・ブラウン・ボベリ(ABB)グループ、ドイツのクーカ(KUKA)、そして日本のファナックと安川電機が挙げられます。
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