International Federation of Robotics
公開日October 2021
調査期間2018 to 2020
2023-09-06 | 発行元 Statista Japan
2020年、全世界の産業用ロボットの出荷台数は約38万4千台となりました。アジア・オーストラリア地域は世界で最も産業用ロボットの設置台数が多い地域となり、2020年だけでおよそ26万6千台が導入されたと推計されています。アジア・オーストラリア地域における産業用ロボットの設置台数は、2024年には37万台に達するとみられています。
デジタルトランスフォーメーション(DX)と産業用ロボット
生産工程にデジタル技術を活用するデジタルトランスフォーメーション(DX)に取り組む企業がますます増えるなか、2020年には約550億米ドルであった産業用ロボットの世界市場規模は、2028年に約1,650億米ドルに達すると見込まれています。また、産業オートメーション用ソフトウェア市場も広がりをみせており、2023年には530億米ドル近くまで成長すると予測されています。
協働ロボット(コボット)
デジタル化は、協働ロボット(コボット)と呼ばれる、産業用ロボットとサービスロボットの機能を組み合わせた新しいタイプのロボットの開発にも影響を与えています。人間と密接に協力して働くように設計されたコボットの市場規模は、2026年には約13億米ドルに達すると見込まれています。協働ロボットは、組み立てや原材料の取り扱いといった作業に使用されます。
このページは、statista.comのコンテンツを翻訳し、作成したものです。和訳版と原文(英語)に差異が発生した場合には、原文が優先します。更新頻度が異なるため、本ページで紹介したデータよりも新しいデータがstatista.com上に表示される場合があります。データの二次利用権に関しては、FAQの該当項目をご覧ください。
Statistaにご関心をいただき有難うございます。ライブデモのご要望、製品の内容、アカウントの種類や契約に関する詳細など、どうぞお気軽にお問い合わせください。日本語と英語での対応が可能です。