Bureau of Economic Analysis
公開日February 2024
調査期間1951 to 2023
補注The figures have been rounded. The figures for 1951 to 1975 were taken from the wardsauto.com website (please note that this content has been put behind a registration wall). Monthly values have been added up and are not seasonally adjusted. The term car refers to light vehicles other than light trucks.
2024-03-28 | 発行元 Statista Japan
2023年の米国の乗用車販売台数は、312万台近くに達しました。同年、米国における乗用車とトラックの合計販売台数は、約1,550万台となっています。米国の四輪車販売台数は、2016年の約1,750万台でピークに到達しました。
新型コロナウイルスのパンデミックは、米国の自動車産業に深い爪痕を残しました。コロナの影響により、車載用半導体不足が顕在化し、2020年初頭には販売台数が激減しました。その後、需要は急増したものの、生産の回復が追いつきませんでした。米自動車業界の売上在庫比率は、ロシアのウクライナ侵攻が招いたガソリン価格高騰の影響もあり、2022年2月に過去最低レベルに下落しました。同時期に発生したインフレも新車・中古車販売台数に影響を及ぼしたとみられ、在庫が減少する一方で、自動車価格は多くの人にとって手が届かない水準にまで高騰しています。
1973年の第1次オイルショックと1979年の第2次オイルショックの影響が消費者にも波及し始めた1982年、米国の自動車産業は最悪の年を迎えました。当時は、ライトトラック(SUV、バン、ピックアップトラックなど)は燃費が悪いとみなされていたため、四輪車販売台数のおよそ77パーセントを乗用車が占めました。しかし、ライトトラックの燃費が改善され、ガソリン価格が下がったおかげで、2020年時点では、ライトトラックが四輪車販売台数に占める割合が4分の3にまで増加しています。同年、ブレント原油価格は1バレル(約160リットル)当たり40米ドル余りに下落し、ガソリン価格も1ガロン(約3.8リットル)当たり2.17米ドルに下がりました。しかし、2021年と2022年は、ブレント原油価格が上昇し、月別のガソリン小売価格が2022年6月に過去最高を記録したことで、自動車の販売が停滞しました。
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