2000年～2022年 世界の太陽光発電新規導入容量

太陽光発電市場は、近年目覚ましい成長を遂げています。2022年に世界で新設された太陽光発電設備の導入容量は、約239ギガワットにのぼりました。同年、太陽光発電の新規導入容量が最も高かった地域は、アジア太平洋地域でした。 

最大の太陽光発電市場 

中国では、太陽光発電の累積導入容量が2022年に414ギガワット以上に達しました。米国は、中国に続き、世界で2番目に大きな太陽光発電市場であり、2022年の米国の累積導入容量は、約112ギガワットとなっています。米国では、ユーティリティ規模（電力会社規模）の太陽光発電システムが市場を牛耳っており、設置台数の大半を占めています。 

太陽光技術の成功 

発電コストの低下は、太陽光発電が幅広く普及した理由のひとつです。しかし、太陽光発電の買取価格は地域によって異なり、発展途上国ではほかの国に比べて高い傾向にあります。太陽光発電市場の成長は、世界が分散型・再生可能エネルギーへと移行しつつあることを示しています。