インターネットの利用状況

2000年~2020年 日本のインターネット普及率

出典

International Telecommunication Union; Ministry of Internal Affairs and Communications

公開日

July 2022

調査期間

2000年から2020年

補注

Values have been rounded.

2000年~2020年 日本のネット普及率

2023-10-05 | 発行元 Statista Japan

2020年の日本のインターネット普及率は90.22パーセントで、88%を超える高い水準を2013年から保っています。

日本におけるインターネットの普及

1990年代前半に日本で商用インターネットサービスが開始され、その後、一般ユーザーに普及しました。1985年に施行された電気通信事業法によりモデムの使用が可能となり、通信事業が自由化されました。また、それまで電気通信システムを独占していた日本電信電話公社(NTT)は同年に民営化されました。日本では、他のアジア地域と比較して、インターネットサービスプロバイダ(ISP)に対する規制が厳しくなかったため、関連ベンチャー企業の設立がしやすい環境ではありましたが、高速のインターネット専用回線は比較的高額であったこと、さらには複雑な日本語の文字表記に対する課題もありました。これらの問題が解決されるにつれ、インターネットが受け入れられるようになり、2000年代半ばには国民の過半数がインターネットを利用するようになりました。インターネットの普及率には地域差があるものの、2021年の日本のインターネットユーザー数は1億1,632万人に達したとされています。

現在の日本のインターネット利用状況

日本におけるインターネットの利用目的は、「SNS」「メール」「情報収集」が中心であることが、調査データから明らかになりました。SNSではインスタグラム(Instagram)X(旧ツイッター)フェイスブック(Facebook)が、メッセージアプリではLINEが高い人気を誇っています。インターネットにアクセスするための主な端末としては、スマートフォンやパソコンが挙げられます。主要インターネットサービスプロバイダーは、朝日ネット、ビッグローブ、ニフティ、NTTぷらら、So-netです。携帯電話通信キャリアでは、NTTドコモ、au by KDDI、ソフトバンクの3社が主要な事業者となっています。Eコマース大手の楽天は、2020年に自社で携帯電話キャリアのサービスを開始し、この競争に加わりました。


このページは、statista.comのコンテンツを翻訳し、作成したものです。和訳版と原文(英語)に差異が発生した場合には、原文が優先します。更新頻度が異なるため、本ページで紹介したデータよりも新しいデータがstatista.com上に表示される場合があります。データの二次利用権に関しては、FAQの該当項目をご覧ください。


タグ
経済 社会 旅行・観光・ホスピタリティー 日本
シェア
統計情報

グローバルなデータベースで統計とインサイトを検索


日本

関連インサイト

無料トライアル

世界有数のデータプラットフォームを今すぐ無料でお試しください

詳しくはこちら
お問い合わせ

東京チームがあなたをサポートします

Statistaにご関心をいただき有難うございます。ライブデモのご要望、製品の内容、アカウントの種類や契約に関する詳細など、どうぞお気軽にお問い合わせください。日本語と英語での対応が可能です。

  • お見積もり、資料請求、その他ビジネスに関するお問い合わせ:sales.japan@statista.com
  • ログイン関連、パスワードのリセット、請求書などに関する一般的なお問い合わせ:asia.support@statista.com

水野 希更

スタティスタ・ジャパン株式会社

sales.japan@statista.com

月〜金 10:00〜18:00(日本時間)