Ministry of the Environment Japan
公開日March 2024
調査期間fiscal year 2013 to 2022; the Japanese fiscal year starts on April 1 of the stated year and ends on March 31 of the following year
補注Including household waste and industrial waste. Values have been rounded.
2024-07-19 | 発行元 Statista Japan
2022年度の日本のごみ総排出量は、約4,034万トンでした。排出量は、2021年度まで9年連続で減少を続けており、2013年度と比較すると466万トン以上減っています。
日本では、家庭から排出される生活系ごみの割合が年間3千万トンと最も多く、事業系ごみの排出量は比較的少なくなっています。生活系ごみのなかでは、プラスチック製容器包装が大きな割合を占め、使い捨てプラスチック製品やプラスチック包装が広く使用されていることが、大量のプラスチックごみの発生につながっています。結果として生じるプラスチック汚染は、大きな環境問題に発展しています。
ごみの処理方法としては、焼却処理が圧倒的に多く、日本のごみ焼却率は75パーセント近くに達しています。対照的に、ごみのリサイクル率は2021年度までの10年間、20パーセント前後と低い水準で推移しています。通常、リサイクルや焼却処理が困難な廃棄物は、埋め立て処分されます。ごみの総排出量は減っているものの、ごみを埋め立てるための最終処分場の残余量も減少しており、埋め立て地の不足が大きな課題となっています。
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