International Monetary Fund
資料名World Economic Outlook Database April 2024
公開日April 2024
調査期間2019 to 2022
補注* Estimate.Figures have been rounded to provide a better understanding of the statistic.
2024-07-18 | 発行元 Statista Japan
この統計は、2019年から2022年までの日本の債務残高を国内総生産(GDP)比で示したもので、2022年から2029年までの数値は予測値です。2022年の日本政府の債務残高は、GDPの約257.19パーセントに達しています。
日本の国家債務
日本は、政府債務残高の対GDP比率が世界で最も高い国の一つとなっており、近年、財政危機で注目を浴びた2位のギリシャの財務残高を大きく上回っています。なお、世界の政府総債務残高(対GDP比)ランキングでは、3位がイタリア、4位がジャマイカ、5位がレバノン、6位がエリトリアとなっています。現時点では、日本の政府債務は1千兆円を超えており、今後もわずかではありますが増え続けると予想されています。
日本と世界経済
日本は国内総生産(GDP)が世界第4位の経済大国であることから、日本が抱える政府債務は世界経済と密接に関わっています。購買力平価ベースでみた世界経済に占めるGDPの割合が、2011年には0.29パーセント未満であったギリシャと比べて、日本の経済規模ははるかに大きいことから、世界経済全体に影響を与える可能性があるのです。中国、米国、インドの債務水準も世界の名目GDPに占める割合が大きいことから、注視する必要があるといえるでしょう。現時点では、日本のインフレ率は世界で最も低い水準となっていますが、日本が政府債務残高を削減する施策にでれば、状況は変わるかもしれません。
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