Motion Picture Producers Association of Japan
公開日January 2023
調査期間2013 to 2022
補注100 Japanese yen equal 0.77 U.S. dollars or 0.71 euros as of February 2023.
2023-07-04 | 発行元 Statista Japan
2022年、日本の映画館の平均入場料は1,402円でした。平均料金は2021年に比べて若干減少していますが、それ以前の年と比べると高い水準で推移しています。
日本の映画館を運営する大手興行会社には、TOHOシネマズやイオンシネマ、MOVIX、ティ・ジョイ、109シネマズ、シネマサンシャインが挙げられます。日本全国の映画館のスクリーン数は、1989年から1998年にかけて2千スクリーン未満という最低水準まで落ち込みましたが、2022年には3,600スクリーン以上にまで回復しています。映画館市場が飽和状態にもかかわらずスクリーン数が増加した要因としては、新しく作られたショッピングセンターが通常最低でも1つの映画館を中核テナントとして計画したことにあるとみられています。映画館チェーンもまた、競合他社に市場シェアを奪われることを避けるために市場が飽和状態でも追加のテナント契約を行ったため、スクリーン数の上昇につながったと考えられています。
日本の映画館の平均入場料金は、2019年に大幅に値上がりしました。映画館大手のTOHOシネマズと109シネマズの2社が主導し、1998年から1,800円だった標準入場料金が、2019年6月1日に約1,900円に引き上げられたのです。料金引き上げに至った理由の一つが、3Dや4DX、IMAX映画に関連する費用の増加です。とはいえ、映画館は一般的に割引を提供するため、平均入場料は低くなっています。入場料金の値上げにもかかわらず、映画館の総入場者数はコロナ禍前の2019年に1億9,400万人以上に達し、1971年以来最高となっています。
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