World Economic Forum
公開日June 23
調査期間2023
補注Numbers have been rounded. The index scores shown in the graph may differ from the original three-decimal scores.
2024-07-13 | 発行元 Statista Japan
2023年の日本のジェンダーギャップ指数の総合スコアは0.65ポイントでした。分野別で最もスコアが高かったのは「教育」で、評価は1.0でした。日本の順位は、教育と健康の分野で世界トップクラスとなっていますが、政治参画の分野は0.1ポイントを遥かに下回る結果となりました。政治参画の日本の順位は、146か国中138位でした。総合スコアでは、146か国中125位という結果となり、ジェンダー平等の観点からみると、ほかのG7諸国に大きく遅れをとっています。
女性国会議員の少ない日本
日本は、教育分野ではジェンダーギャップを埋めることに成功し、健康分野においても高スコアを獲得していますが、経済参画と政治参画の順位が東アジアおよび太平洋地域で最低となっています。日本の政治は、依然として男性が独占しており、女性の政策・方針決定過程への参画状況をみると、女性の政治参画の遅れが目立ちます。2021年時点では、参議院における女性議員の割合は23.1パーセントでした。女性の政治参加の遅れは、地方でより顕著になっています。
女性の経済参画
国会に女性議員が少ないことが、女性の経済参画推進に寄与しているとは言えません。日本が経済参画の分野で得た評価は0.56ポイントで、146か国中123位となっています。国内の労働人口に占める女性の割合は過去数十年で大幅に増加しましたが、女性は男性よりも非正規雇用で働いていることが多く、管理職に就いているのは少数派です。政府や政府関係機関、民間企業において、管理職に携わる女性の割合が少ないことが、経済参画における日本の順位が低い背景にあると考えられています。
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