National Research Institute for Earth Science and Disaster Resilience
公開日January 2024
調査期間2010 to 2024
補注*As of 9th of January 2024. Earthquakes with Japan Meteorology Agency (JMA) seismic intensity magnitudes less than 5.0 were excluded. Release date is date of access.
2024-07-04 | 発行元 Statista Japan
2023年、気象庁が定める震度5以上の地震は日本で6回発生しています。気象庁の震度階級は、地震の揺れの強弱を表す指標で、観測地点での揺れ(地震動)を計測します。震度階級は、10段階に分かれており、大きい数字ほど強い震度であることを意味します。
日本列島は、複数のプレートが重なり合う「環太平洋火山帯」上に位置しており、地震や火山噴火による災害が発生しやすい地域です。また、四方を海に囲まれた日本では、地震の発生とともに津波も発生しやすくなっています。日本政府はこうした災害の予防策として、多額の防災関係予算をつぎこんでいます。政府は、スマートフォンに通知が送られる地震警報システムや緊急避難施設、住宅・建築物の耐震化などに投資を行っています。
2011年に発生した東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)は、日本史上最多の被害総額を記録した自然災害であり、日本の歴史上最も多くの犠牲者を出した自然災害となっています。気象庁は、2011年に震度5以上の地震を30回以上記録しており、それらの多くは、東日本大震災の余震であったと考えられています。津波による被害は地震の被害よりも深刻で、多くの町が破壊されたほか、1万5千人を超える犠牲者が出ています。また、福島第一原子力発電所の3つの原子炉がメルトダウンを起こす事態にもつながりました。
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