2019年～2029年 日本の総人口

この統計は、2019年から2023年までの日本の総人口の推移と、2029年までの推定値を示したものです。2023年、日本の総人口は約1億2,462万人に達しました。比較のために、韓国の総人口に関するデータもぜひご覧ください。 

日本の総人口 

日本の人口が減少していることは周知の事実です。出生率は右肩下がりで、超高齢化が着々と進んでいます。人口増加率は多少の増減を繰り返しているものの、現時点では減少傾向にあります。戦後のベビーブーム世代（団塊の世代）が65歳に到達し、高齢者人口は増加を続けると予測されています。日本の年齢中央値と平均寿命が高いことも、その裏付けといえるでしょう。 

日本の超高齢化 

日本は65歳以上の高齢者の割合が世界で最も高い国であり、政府は高齢者向け福祉サービスの拡充を進める必要性に迫られています。一方で、高齢者の離職により若い世代の雇用が確保されているため、失業率が最小限に抑えられているのも事実です。2008年に世界金融危機が発生した後、日本の失業率は急激に上昇したものの、2013年にはほぼ金融危機以前の水準に戻っています。 

日本の人口動態に影響を与えているもう一つの原因は、他国への移住者数です。米国は日本と対照的に、世界中から多くの移民を受け入れているため、出生率が低迷しているにもかかわらず人口が着実に増加しています。