2023年 YouTubeで最も登録者数の多いチャンネル

世界で最も登録者数が多いユーチューブ（YouTube）チャンネルは、2023年2月時点ではインドの音楽配信ネットワークT-Seriesで、約2億3,700万人ものフォロワーがいます。第2位はユーチューブ・ムービーズ（YouTube Movies）で、およそ1億6,300万人の登録者がいます。

何時間分の動画が毎分ユーチューブにアップロードされているのか？

ユーチューブは動画ブログ、チュートリアル、オリジナル番組など、ユーザーが作成した動画を共有するためのプラットフォームとして2005年に開設されました。ユーチューブは急成長を遂げ、わずか1年後には1日あたりの動画再生回数が1億回、1日あたりのアップロード回数が6万5,000回を超えました。2010年には、1分間に24時間分の動画がアップロードされていましたが、2020年2月時点では、1分間に500時間以上の動画がユーチューブにアップロードされたとみられています。

ユーチューブ パートナープログラム

ユーチューブの広告収入は、2022年第3四半期に70億米ドルを超えました。同社はユーチューブ パートナープログラムを通じて、人気動画の投稿者にその動画による広告収入の一部を還元しています。またユーチューブの利用者の多くには自分のお気に入りのチャンネルがあり、そのチャンネルを定期的に視聴する傾向があるため、「ユーチューブ セレブリティ」も生まれています。このようなユーチューブ セレブリティの中には、同サイトで頭角を現した後、ユーチューブ以外で活躍するケースもありますが、大半はコンテンツ配信の主要なプラットフォームとして同サイト上でファンと交流を持ち、企業やブランドと魅力的な契約やPR関連の提携を交わしています。

最も収益の多いユーチューバー

2022年11月に「MrBeast」のチャンネル登録者数は約1億1200万人を超え、長年登録者数最多ユーチューバーだった「PewDiePie」を抜きました。2人のように桁外れの成功を収めているスターは、多くの登録者数および再生回数を集めて何百万人ものファンを獲得すると同時に、ユーチューブから多額の広告収入を得ています。2021年にMrBeastは約5,400万米ドルを稼いだと推定され、最も稼いだユーチューブ クリエイターのランキングでトップになりました。このランキングにはSNS界のスター、ジェイク・ポール（Jake Paul）やマーク・フィシュバック（Mark Fischbach）、3歳からユーチューブでおもちゃのレビューを始めたRyan's World（元ToysReview）のライアン・カジ（Ryan Kaji）なども含まれています。