2024-07-19 | 発行元 Statista Japan
2024年4月時点で世界のインターネット利用者数は54.4億人を超えており、世界総人口の67.1パーセントにあたります。また、世界人口の62.6パーセントに当たる50.7億人がSNS(ソーシャルメディア)のユーザーでした。
世界中の人々をつなぐインターネットは、現代の情報化社会の中核をなす柱となっており、もはやインターネットのない世界は考えられません。2023年、インターネットが最も普及していた地域は北欧(97.3パーセント)でした。2023年4月時点では、ノルウェー、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)の人口の99パーセントがインターネットを利用していました。反対に最も普及率が低いのは朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)で、一般国民への普及率はほぼ0パーセントです。2023年時点でインターネット利用者数が最も多い地域はアジアで、約29.3億人でした。2位はヨーロッパで、約7億5千万人のインターネットユーザーがいます。 国別のインターネット利用者数では中国、インド、米国が他国を圧倒しています。
2023年時点では、世界のインターネット利用者全体に女性が占めた割合は63パーセントで、男性より6パーセント低い結果となりました。アラブ諸国とアフリカでは、インターネット利用における男女差がより顕著で、その差はおよそ10パーセントありました。その他の地域では、旧ソ連から独立した国で構成される独立国家共同体(CIS)や欧州でジェンダーギャップが小さい結果となっています。2022年の世界のインターネット利用状況をみると、すべての地域で15歳から24歳の年齢層の利用率が高かったことがわかります。欧州では、若者のインターネット利用率が98パーセントと世界で最も高くなっています。同年齢層のインターネット利用率の世界平均は、75パーセントでした。また、各国の所得水準もインターネット利用率に大きく影響する要因であり、所得の高い国では人口の92パーセントがインターネットを利用していることが報告されているのに対し、低所得国ではわずか26パーセントでした。
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