ハードウェア

2012年~2024年 インテル(Intel)とアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)のx86中央処理装置(CPU)の世界市場シェア 四半期別

出典

PassMark Software (CPU Benchmark)

公開日

February 2024

調査期間

2012 to 2024

2012年~2024年 インテルとアドバンスト・マイクロ・デバイセズのx86コンピュータ向けCPUの世界市場シェア

2024-03-21 | 発行元 Statista Japan

2024年第1四半期、x86プロセッサまたは記録されたCPUベンチマークテストの63パーセントがインテル(Intel)プロセッサでした。インテルの市場シェアは前年比で縮小し、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)プロセッサの市場占有率は約36パーセントとなりました。ノートパソコン向け中央処理装置(CPU)のみに焦点を当てるとインテルの優位性は圧倒的で、2024年第1四半期に記録された中央処理装置ベンチマークテスト結果の75パーセントにのぼりました。

従来のx86プロセッサー

x86は、インテルが世界で初めて開発した中央処理装置(CPU)として知られるコンピュータプロセッサの命令セットアーキテクチャ(ISA)群の総称です。セットアーキテクチャとは、中央処理装置が情報を処理する方法を指し、x86アーキテクチャは単一の命令で複数の処理を行う可変長命令で、主にComplex Instruction Set Computer(CISC)の設計となっています。x86プロセッサには追加や開発が行われていますが、後方互換性は相変わらずアーキテクチャの重要な特徴です。そのため、新しいx86プロセッサは、古いバージョンのプロセッサが実行できたすべてのプログラムを実行することができます。

アップル(Apple)シリコン搭載の Mac コンピュータ

x86プロセッサは、ノートパソコンやデスクトップ、サーバーのハードウェア・プラットフォームとして世界的に主流となっており、ウィンドウズ(Windows)とマック(Mac)のいずれのノートブックにもx86チップが使用されています。従来のMac製品群にはPowerPCマイクロプロセッサが搭載されていましたが、アップルは2005年、マックの中央処理装置をインテル x86アーキテクチャに移行させました。2006年1月には、第1世代のインテル ベースのマックコンピュータが発売され、アップルとインテルの提携は2020年まで続きました。しかし、アップルは同年、マック製品群に搭載されるプロセッサをインテルの中央処理装置からARMベースに切り替えることを発表しました。iPhone、iPad、マックの全製品を単一の中央処理装置アーキテクチャに統一することが目的であると見られています。


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