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公開日April 2023
調査期間April 2023
補注Release date set to date of access.
2023-08-24 | 発行元 Statista Japan
2023年6月時点では、モバイルインターネットの通信速度が世界で最も速い国はアラブ首長国連邦(UAE)で、通信速度は約200Mbpsにのぼりました。次いでカタール(約183Mbps)とクウェート(約153Mbps)が続いています。
固定ブロードバンド回線の平均通信速度においては、シンガポールが首位の座についています。シンガポールにおいては、ダウンロード(下り)の通信速度が平均で247.29Mbpsとなっており、2位のチリを約20Mbps上回っています。
第5世代移動通信システム(5G)がすでに実用化されている国では、これまでにない速さでモバイル通信回線を利用できるようになっています。たとえばサウジアラビアの場合、LTE(4G)の平均ダウンロード速度は28.9Mbpsでしたが、5Gでは412.2Mbpsに急上昇しています。5Gの商用導入が始まった現在、研究者たちの視線はすでに第6世代移動通信システム(6G)の開発に向けられています。5Gよりさらに高い周波数帯を利用する6Gでは、1世代前と比べてより高速度の通信が可能になります。ユーザー体験に基づく5Gの通信速度は100Mbpsですが、6Gでは1,000Mbpsにまで上昇すると予測されています。6Gでは、通信速度が改善されるだけでなく、輻湊を発生せずにネットワークに同時接続できる端末の数が5Gの10倍に増えることが見込まれています。
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