2024-03-06 | 発行元 Statista Japan
2022年、AI(人工知能)に対する企業投資額は、世界全体で約920億米ドルに達し、前年よりわずかに減少しました。2018年、AIへの投資はわずかに減速しましたが、一時的なものにとどまっています。AIに対する企業投資の大半が民間投資です。2016年以降、AIへの投資は6倍以上に増加しており、ほかのどの市場と比べても驚異的な成長を遂げています。世界中でAI開発が重要視されていることの証です。
人工知能(AI)は、長い間人々にとって空想上の存在であり、過去にはSF映画のテーマでもありましたが、今やフィクションではなく、人びとの日常生活の一部となりつつあります。AIとは、コンピューターや機械が人間の脳の働きを模倣する能力のことで、多くの場合、過去の経験から学習して言語、判断、問題を把握し、それに対応する能力を備えています。コンピュータービジョンや会話型インターフェースなどといったAI機能は、さまざまな業界の標準的なビジネスプロセスに組み込まれるようになりました。
世界のAI市場は、2023年時点で1,423億米ドルと評価されており、投資の増加とともに成長し続けるとみられています。AI市場は、今後数年間で数十億米ドル規模から数兆米ドル規模に大きく拡大する見込みです。世界のスタートアップ企業、なかでもAI関連スタートアップ企業への投資額は、2020年から2022年にかけて50億米ドル増え、これまでの投資額の約2倍となりました。こうした投資の大半は、米国の民間資本によるものです。足元で最高額の資金を調達したAI企業は、いずれも機械学習やチャットボットを手がける会社で、機械と人をつなぐインターフェースに焦点を当てています。
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