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公開日May 2024
調査期間2012 to 2024
補注Release date represents data access date.
2024-07-18 | 発行元 Statista Japan
2024年第1四半期時点では、世界におけるモバイルOSシェアの70.7パーセントを占めたアンドロイド(Android)がトップの座を維持しました。一方、iOSの市場シェアは28.5パーセントにとどまりました。
主要なモバイルOS
2007年に発表されたグーグル(Google)のアンドロイドとアップル(Apple)のiOSは、両社がそれぞれ継続してソフトウェアを改良し、OSの定期的なアップデートを提供しています。アップルの最新OSは2023年9月にリリースされた「iOS 17」で、アンドロイドの最新アップデートは2023年10月に公開された「Android 14」です。これらオペレーションシステムの決定的な違いは、ハードウェアにあります。iOSがアップル端末のみでしか利用できないのに対し、アンドロイドはサムスン電子(Samsung)、グーグル(Google)、ワンプラス(OnePlus)など、さまざまなデバイスに搭載されています。
なお、iOSユーザーはアンドロイドユーザーに比べてOSのアップデートを定期的に行う人が多いとみられています。2024年2月時点では、iOSユーザーの66パーセントがiOS 17をインストールしていたのに対し、最新版にアップデートしていたアンドロイドユーザーは全体の13パーセントでした。
スマートフォンの普及
2010年頃よりタッチパネル式スマートフォンが流行し、2008年に1億3900万台であったスマートフォンの販売台数は、2023年には13億9千万台となりました。従来の携帯電話は、基本的な機能のみであったことから、スマートフォンの普及は従来型携帯電話の販売に大きな影響を及ぼしました。
2020年には、コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大によってスマートフォンの販売台数が13億8000万台にまで減少しました。アップル、サムスン電子、そして最近ではシャオミ(小米、Xiaomi)も、スマートフォンへのユーザーの移行によって大きな成功を収めていますが、ブラックベリー(Blackberry)とノキア(Nokia)は対照的に失墜の一途を辿りました。
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