2024-03-22 | 発行元 Statista Japan
2023年第3四半期に実施された調査では、中国のインターネットユーザーの約87.3パーセントがメッセンジャーアプリのウィーチャット(微信、WeChat)を使用していると答えています。「中国版 X(旧ツイッター)」とも呼ばれるシンラン・ウェイボー(新浪微博)、ショート動画アプリのドウイン(抖音)、そしてドウインの中国における競合相手であるクアイショウ(快手科技)は、中国で最も人気のSNS(交流サイト)サービスとなっています。
中国で最も人気のメッセージングアプリ「ウィーチャット」の月間アクティブユーザー 数(MAU)は、2023年時点で約10億人超えにおよびます。中国では、多くの消費者にとってウィーチャットが日常生活の一部となっており、請求書の支払いや食事宅配の注文、タクシーの手配などができます。公式記録では、ウィーチャットユーザーの約54パーセントが1日に4 時間以上アプリを使用していたことがわかっています。また、多くの企業は、この多機能アプリが自社の中国での事業運営と競争力維持に不可欠であると感じています。
中国のSNS市場は、巨大かつモバイル中心です。中国のSNS普及率は、2023年に74パーセントに達し、米国や日本よりもわずかに高い水準となっています。2019年、中国ではモバイルSNSのアクティブユーザー数が10億人に到達し、アジア太平洋地域で最大のSNS人口を抱える国となりました。ユーザー数の伸びには頭打ち感がありますが、中国の消費者はオンラインでより多くの時間を費やしており、2023年第3四半期にはSNSの1日の平均利用時間が増えています。
このページは、statista.comのコンテンツを翻訳し、作成したものです。和訳版と原文(英語)に差異が発生した場合には、原文が優先します。更新頻度が異なるため、本ページで紹介したデータよりも新しいデータがstatista.com上に表示される場合があります。データの二次利用権に関しては、FAQの該当項目をご覧ください。
Statistaにご関心をいただき有難うございます。ライブデモのご要望、製品の内容、アカウントの種類や契約に関する詳細など、どうぞお気軽にお問い合わせください。日本語と英語での対応が可能です。