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公開日February 2024
調査期間January 2015 to January 2024
補注The source does not specify the date of publication. The release date given is the date of access.
2024-06-26 | 発行元 Statista Japan
オンライン検索エンジンのビング(Bing)は、2023年7月時点で世界のデスクトップ検索市場の10.51パーセントを占めており、市場の主要なプレイヤーであるグーグル(Google)は、約81.95パーセントのシェアを獲得しています。一方で、ヤフー(Yahoo)の市場シェアは2.67パーセントでした。
グーグルは、1997年に「グーグル検索」を発表して以来、世界の検索エンジン市場を独占し続けています。市場シェアを他社と比較すると、グーグルの一人勝ちは一目瞭然ですが、同社は売上の大半を広告収益に頼っています。親会社のアルファベット(Alphabet)は、2023年時点で時価総額が1兆6千億米ドルにおよぶ世界最大のIT企業の一つです。同社は、Eメールサービスや生産性向上ツール、企業向け製品、モバイル端末、ベンチャー投資などにサービスを拡大しています。その結果、グーグルは2023年に約3,056億米ドルというハイテク企業の中でも最高水準の収益を上げています。
グーグルは、世界で最も頻繁に使用されている検索エンジンですが、一部の国では他社の検索エンジンの使用率がグーグルを超えているか、僅差となっている状況です。
2023年第4四半期の時点では、ロシアのインターネットユーザーの63パーセント以上が同国の検索エンジンであるヤンデックス(Yandex)を利用していたのに対し、グーグルユーザーは約36パーセントでした。中国においては、ユーザーアクセスの割合が大幅に減少しているにもかかわらず、バイドゥ(百度 、Baidu)が最も利用されていた検索エンジンでした。
日本やメキシコなど一部の国では、ネットユーザーがグーグルと並んでヤフーを利用する傾向にあります。2022年第1四半期の日本では、56パーセント近くの人が「過去4週間にヤフーを利用したことがある」と回答しており、メキシコでは、同年に27パーセントを超えるユーザーが「ヤフーを利用した」と回答したことがわかっています。また、英国では、マイクロソフト(Microsoft)が運営するビングと呼ばれる検索エンジンが、グーグルに次いで2番目によく利用されていたことが明らかになりました。
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