2024年 世界各国・地域のSNS普及率

アラブ首長国連邦（UAE）は、2024年4月時点でソーシャルメディア（SNSなど）の普及率が世界で最も高い国となっており、普及率は115パーセントに達しています。サウジアラビアと韓国がそれに続き、ソーシャルメディアをアクティブに利用する人の割合は、それぞれ96.2パーセントと93.4パーセントでした。ケニア、ガーナ、ナイジェリアは、普及率が世界で最も低く、SNSユーザーは人口の25パーセント未満でした。2024年初頭時点でのソーシャルメディア普及率の世界平均は62.6パーセントで、世界の10人に6人以上がSNSプラットフォームを利用していることになります。

ソーシャルメディアの利用者数

地域別にみて、ソーシャルメディアの普及率が最も高かったのは、83.6パーセントの北欧、83.3パーセントの西欧、76.7パーセントの南欧でした。2022年時点では、全世界で45億9千万人以上がソーシャルメディアを利用していたという報告もあり、総ユーザー数は2027年までに60億人に達すると推定されています。

最も人気のあるSNSはフェイスブック

2023年10月時点で30億人超の月間アクティブユーザー（MAU)を抱えるソーシャルメディアの巨人、米メタ（Meta）のフェイスブック（Facebook）は、世界で初めてこのような規模に到達したプラットフォームです。Metaは、Facebook以外にも、それぞれ10億人以上のMAUを擁するワッツアップ（WhatsApp）、インスタグラム（Instagram）、メッセンジャー（Messenger）という4つの巨大ソーシャルメディアプラットフォームを運営しています。2023年1月時点で、MAU数が3億人を超えたとされるインドは、フェイスブックにとって最大の市場であり、MAU数1億7,500万人の米国がそれに続いています。