July 2022
調査期間Q1 2017 to Q2 2022
2024-02-16 | 発行元 Statista Japan
イーロン・マスク(Elon Musk)氏がX(旧ツイッター)を買収してから半年が経とうとしていますが、Xに存在するボット(自動化されたアカウント)の数に対する懸念が高まりつつあります。とはいえ、ユーザー数は増え続けており、直近の四半期報告によると、Xの収益につながる1日当たりのアクティブユーザー数(mDAU)は2億3,780万人に達しています。前四半期の2億3,780万人から約229万人ほどmDAUが増えたことになり、前年同期比では15パーセントを超える増加となりました。さらに、米国でもmDAUは増えています。さらに、2022年6月から7月には、新規加入者向けに有料サブスクリプションサービス、Xプレミアム(X Premium、旧ツイッターブルー)の会員費を値上げしました。
Xユーザーの内訳
2022年初頭の時点では、全世界の Xユーザーの56.4パーセントが男性でした。25歳から34歳のユーザーは、Xの全ユーザーの38.5パーセントを占める最大のユーザー層を形成しており、35歳から49歳のユーザーも全体の5分の1を占めていることから、若年層にはあまり人気のないプラットフォームであることが分かります。2021年には、米国のZ世代(1996年から2014年生まれの世代)のXユーザーが、Xよりもティックトック(TikTok)やユーチューブ(YouTube)、インスタグラム(Instagram)などといった、ほかの主要なソーシャルネットワークサービス(SNS)をより長時間利用していたことが判明しています。
Xと広告
2021年、Xの年間売上高は急激に増加し、50億米ドルを超えました。売上の大半は、広告収益によるものでした。世界のマーケターのほぼ4分の1が、2022年には X広告の費用を増やすと回答している一方で、大多数のマーケターは広告費用を変更する予定はないと答えています。近年、Xは広告費をおよそ3倍にまで増やし、2020年には5,600万米ドルだったものが、2021年には1億6,700万米ドルに達しています。
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