Netflix
公開日April 2024
調査期間Q1 2024
2024-07-19 | 発行元 Statista Japan
ネットフリックス(Netflix)は、2024年第1四半期の米国とカナダの有料会員数が約8,266万人だったと発表しました。北米地域は、欧州・中東・アフリカ地域(EMEA)に次ぐ第2の市場となっています。
会員数の減少
ネットフリックスの有料会員数は2022年の第1四半期と第2四半期に全世界で減少しましたが、下半期には1,500万人以上の純増となり、再び勢いを取り戻しつつあるようです。
米国とカナダは2022年の頭に過去最大の会員数減を記録しました。ネットフリックスにとって、ユーザー1人当たりの月間平均収益(ARPU)が最も高い国が米国とカナダだということを考慮すると、この傾向は注目に値するといえます。解約の理由として多いのは料金の高さです。ネットフリックスの平均月額料金はこの数年で大幅に上昇しており、ユーザーはより廉価な広告付きオプションに切り替えたり、契約を停止したりしています。
国際的な影響力とコンテンツの拡大
会員数こそ減少しているものの、ネットフリックスは依然として世界最大の定額制動画配信(SVOD)サービスであり、他のサービスや各国のプロバイダーを圧倒しています。トップの座を維持するために、ネットフリックスはマーケティングに多大な資金を投じるとともに、地域に応じたコンテンツの拡充を図っています。ネットフリックスはシアトルに本社を置いていますが、2021年には北欧地域初の拠点としてストックホルムにオフィスを開設しました。また、米国以外のオリジナルコンテンツの制作を増やすことで、世界の多様なユーザー層に向けたコンテンツの配信を行っています。
このページは、statista.comのコンテンツを翻訳し、作成したものです。和訳版と原文(英語)に差異が発生した場合には、原文が優先します。更新頻度が異なるため、本ページで紹介したデータよりも新しいデータがstatista.com上に表示される場合があります。データの二次利用権に関しては、FAQの該当項目をご覧ください。
Statistaにご関心をいただき有難うございます。ライブデモのご要望、製品の内容、アカウントの種類や契約に関する詳細など、どうぞお気軽にお問い合わせください。日本語と英語での対応が可能です。