ITサービス

2017年~2024年 パブリッククラウドサービスを利用する世界のエンドユーザーの支出(単位:10億米ドル)

出典

Gartner

公開日

May 2024

調査期間

2017 to 2024

補注

* Forecast The cloud advertising segment was removed from Gartner's public cloud services forecast segments starting from 2017.

2017年~2024年 パブリッククラウドサービスの世界市場規模

2024-07-18 | 発行元 Statista Japan

パブリッククラウドサービスの世界市場規模は拡大し続けており、2024年には約6,750億米ドルに達すると予測されています。パブリッククラウドサービスの機能には、BPaaS(サービスとしてのビジネスプロセス)やPaaS(サービスとしてのプラットフォーム)、IaaS(サービスとしてのインフラストラクチャ)、SaaS(サービスとしてのソフトウェア)などが含まれます。パブリッククラウドとは、クラウドサービスを提供する企業が構築した環境をほかのユーザーと共同利用する利用形態のことです。このクラウドモデルでは、物理的なハードウェアを複数の顧客が共有利用します。顧客には、ストレージ容量やネットワーク帯域幅、CPUサイクルなどがサービスとして提供されます。 

費用対効果の高いパブリッククラウド 

パブリッククラウドのメリットのひとつは、ペイアズユーゴー(使った分だけ支払う)方式である点です。オンプレミス型(社内でIT環境の調達・運用を行う形態)のような物理的なインフラストラクチャの構築が不要であり、導入時の初期費用が無料の場合もあります。クラウドサービス提供事業者は、システムの適切な管理およびメンテナンスを保証し、顧客は利用したサービスに対してのみ料金を支払います。 

AWS、Azure、Googleが市場を席捲 

パブリッククラウドの代表的なサービスとしては、アマゾン ウェブ サービス(AWS、Amazon Web Services)やグーグル・クラウド(Google Cloud)、マイクロソフト・アジュール(Microsoft Azure)が挙げられます。これら3つのプラットフォームが市場を席捲しているのは、世界中の企業が継続的にデータをクラウドに移行し、クラウドアプリケーションをグローバルな事業運営に利用することを計画しているためです。 


このページは、statista.comのコンテンツを翻訳し、作成したものです。和訳版と原文(英語)に差異が発生した場合には、原文が優先します。更新頻度が異なるため、本ページで紹介したデータよりも新しいデータがstatista.com上に表示される場合があります。データの二次利用権に関しては、FAQの該当項目をご覧ください。


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