2024-06-16 | 発行元 Statista Japan
2023年第4四半期時点で、PC向けGPU市場における世界最大のベンダーはインテル(Intel)で、67パーセントの市場シェアを占めています。続くアドバンスト マイクロ デバイセズ(AMD)は15パーセント、Nvidiaは18パーセントの市場シェアを獲得しています。
PC向けGPU
グラフィック プロセッシング ユニット(GPU)は、グラフィックス処理専用のプロセッサーです。GPUは、統合型またはディスクリート型の部品になります。統合型グラフィックスとは、GPUが中央処理装置(CPU)に内臓されているGPUのことで、主にインテルが提供しています。一方ディスクリート型GPUは、CPUに組み込まれていない独立したGPUです。NVIDIA(エヌビディアコーポレーション)とAMDの製品が、グラフィックス アドイン ボード(AIB)とも呼ばれるディスクリート型GPU市場の大半を占めています。
ゲーム向けGPU
GPUは、最速のグラフィック処理能力を提供するプロセッサーですが、ゲーマー向けGPUは、主にPCI-Express(Peripheral Component Interconnect Express、PCIe)の拡張スロットに差し込まれるカードとして使用されます。GPUが高性能であればあるほど解像度が高くなり、動きが速く、滑らかになります。また、ゲームなどで1秒間で表示される静止画の数を示すフレームレート(fps)が向上するため、CPUに過度な負荷がかかることによる動作のもたつきやフリーズが改善され、より充実したゲーム体験が実現します。スマートフォンの場合は、チップに組み込まれているSoC(システム オン ア チップ)の一部としてGPUが搭載されています。スマートフォンに搭載されたGPUはゲームのグラフィック処理もできるため、開発者はモバイル端末向けにより美しく、より複雑なゲームを制作することができます。
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