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公開日September 2023
調査期間September 2023
2023-11-16 | 発行元 Statista Japan
2016年6月17日、韓国の教育ブランドであるピンキッツ(Pinkfong)が「Baby Shark Dance」というタイトルの動画を公開しました(日本語版タイトルは「さめのかぞく」)。「Baby Shark Dance」は、2020年にそれまで再生回数が史上1位だった音楽動画「デスパシート(Despacito)」を抜き、2021年1月には総再生回数が世界で初めて100億回を超えた動画となりました。「Baby Shark Dance」の再生回数は、2023年9月時点で133億回となっています。
総再生回数ランキングでは「Baby Shark Dance」が1位ですが、韓国人アーティスト・サイ(Psy)の「江南スタイル」は、最も長い期間(1,689日または4.6年)再生回数トップの座を維持したミュージックビデオとなっています。ユーチューブで最も人気のある動画は、大半がミュージックビデオで、2010年以降ユーチューブ上で最も再生回数が多かった動画は、1件を除いてすべてミュージックビデオとなっています。この事実は、ユーチューブがおもしろ動画やバイラル動画のプラットフォームから、プロが制作したコンテンツ向けプラットフォームへと移行していることを示唆しています。2022年時点では、米国でデジタル音楽を聴く人の約40パーセントがYouTube Musicを利用しています。
音楽ファンはエンゲージメントが高いため、動画公開から24時間以内に再生回数を一気に伸ばすミュージックビデオも珍しくありません。また、映画の予告編、特にマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)関連のスーパーヒーロー映画も人気で、公開後すぐに再生回数が跳ね上がります。2019年公開の映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」の第一弾公式予告編は、2億8,900万回再生されました。また「スパイダーマン: ノー・ウェイ・ホーム」の予告編は、公開初日に355万回以上再生され、世界で最も視聴された映画予告編となっています。
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