2024-06-27 | 発行元 Statista Japan
韓国の教育ブランド「ピンキッツ(Pinkfong)」は、2016年6月17日に「Baby Shark Dance」というタイトル(日本語版は「さめのかぞく」)の動画を公開しました。「Baby Shark Dance」は、2020年に再生回数がそれまで史上1位だった音楽動画「デスパシート(Despacito)」を抜き、2021年1月には総再生回数が世界で初めて100億回を超えた動画となりました。「Baby Shark Dance」の再生回数は、2024年1月時点で約140億回となっています。
再生回数では「Baby Shark Dance」が1位ですが、韓国人アーティスト・サイ(Psy)の「江南スタイル」は、最も長い期間(1,689日または4.6年)再生回数トップの座を維持したミュージックビデオとなっています。ユーチューブで再生回数がトップの動画は、2010年以降、1本を除いてすべて音楽ビデオです。この傾向は、ユーチューブがおもしろ動画やバイラル動画のプラットフォームから、プロが制作するコンテンツ向けのプラットフォームへと移行していることを示唆しています。2022年時点では、米国でデジタル音楽を聴く人の約40パーセントがユーチューブ・ミュージック(YouTube Music)を利用しています。
音楽ファンはエンゲージメントが高いため、動画公開から24時間以内に再生回数を一気に伸ばすミュージックビデオも珍しくありません。また、映画の予告編、特にマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)関連のスーパーヒーロー映画の予告も人気で、公開後すぐに再生回数が跳ね上がります。2019年公開の映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」の第一弾公式予告編は、公開後24時間以内に2億8,900万回再生されました。また「スパイダーマン: ノー・ウェイ・ホーム」の予告編は、公開初日に3億5,500万回以上再生され、1日の視聴数で世界一を叩き出した映画予告編となっています。
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