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2023年 オンラインフードデリバリーサービス企業の世界売上高(単位:10億米ドル)

出典

Statista; Various sources (Company data)

公開日

June 2024

調査期間

2023

補注

The figures were taken from the 2023 annual report of each company. The following exchange rates on December 31, 2023 were used to convert revenues to US dollars: 1 USD = 0.905882 EUR. 1 USD = 0.785392 GBP.

2023年 主要なオンラインフードデリバリー企業の世界売上高

2024-07-04 | 発行元 Statista Japan

2023年、世界全体で約1千220万米ドルの収益を生み出したウーバーイーツ(Uber Eats)は、競合であるデリバリーヒーロー(Delivery Hero)やドアダッシュ(DoorDash)の世界売上高(それぞれ約110億米ドルと約86億米ドル)を上回る業績を記録しました。 

オンラインフードデリバリーの人気急上昇 

オンラインフードデリバリーサービスは、コロナ禍において需要が爆発的に広がったことで投資先としての人気が高まりました。2021年には、世界のオンラインフードデリバリー企業の資金調達額が史上最高となる191億米ドルに到達し、前年のほぼ倍となりました。2023年1月時点では、約100億米ドルを調達したデリバリーヒーローが資金調達額ランキングでトップの座を獲得しました。これに対し、ジャスト イート テイクアウェイ(Just Eat Takeaway)は28億米ドル、ドアダッシュは25億米ドルを調達しています。 

景気後退への懸念 

2022年に入ると、世界経済を景気後退に陥らせるリスクに対する不安から、オンラインフードデリバリー業界への投資と成長に急ブレーキがかけられました。欧州では、ベンチャーキャピタルによるフードデリバリー企業への資金投資が大きく落ち込み、2021年のコロナ禍最盛期に約70億米ドルに達した投資額が、2022年には25億米ドル以下に減少しています。さらに景気悪化への懸念から、大規模レイオフ(一時解雇)が複数回行われ、業界最大手で働く従業員も影響を受けました。2023年1月時点では、高速宅配サービスのゴーパフ(Gopuff)で働く2,300人以上の従業員が職を失いました。また2022年11月には、ドアダッシュが従業員1,250人の解雇を発表しています。 


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