2013年～2024年 ネットフリックスの世界の四半期別有料会員数

2024年第2四半期時点でのネットフリックス（Netflix）の有料会員数は、前期比で800万人以上増え、約2億7,765万人となっています。有料会員が最も多かったのは、欧州・中東・アフリカ地域（EMEA）で、9,400万人以上でした。 

ネットフリックスの視聴者

ネットフリックスを契約する人の民族的背景は、実にさまざまです。米国の有料会員を民族別に分類したデータからは、ネットフリックスを毎日視聴する人は、白人に比べてヒスパニック系と黒人に多いことが見てとれます。 

また、ネットフリックスが2022年に公開したデータからは、女性従業員の数が男性従業員の数と同等であったことがわかっています。ネットフリックスは、すべての年齢層から支持されており、ある調査では18～54歳の成人の大半がネットフリックスを契約していると回答しました。 

新しいビジネスモデル 

ネットフリックスは、2022年上半期の契約者数および売上減少を補うべく、同年11月に広告付きプランの提供を開始しました。2023年9月の米国の新規契約者のデータからは、全体の約3分の1が同プランを契約したことが確認できます。ネットフリックスが定額制モデルから得られる収益は今後数年で減少する一方、広告収益の増加が予測されており、動画配信サービスにおける「ハイブリッドモデル」の重要性が顕著に表れています。