United Nations Institute for Training and Research; International Telecommunication Union
公開日March 2024
調査期間2010 to 2022
補注* Figures were calculated by Statista based on the values by region provided by the source's The Global E-Waste statistics partnership. This statistic was compiled using different versions of the report.
2024-07-01 | 発行元 Statista Japan
2010年以降、電子ごみの廃棄量は世界中で増加し続けています。2019年には約5,360万トンに達したと見込まれており、わずか5年間で4,440万トン増えた計算になります。2019年に世界で廃棄された電子ごみのうち、回収・再利用されたのは、わずか17.4パーセントに留まりました。
昨今の技術進歩に伴う消費需要の拡大によって、ごみの総廃棄量に占める電子廃棄物の割合が増加しました。排出量の内訳をみると、2019年時点では小型家電(掃除機、電子レンジなど)が約1,740万トン、大型家電(洗濯機、乾燥機など)が約1,310万トン、熱交換器(エアコン、ヒートポンプなど)が約1,080万トンとなっています。
2019年、電子ごみの発生量が最も多かった地域はアジアで、2,490万トンでした。同地域の電子・電気産業の成長率は、2020年から2022年まで世界最大であったと見込まれています。一方、2019年に米州と欧州で発生した電子ごみの量は、それぞれ約1,310万トンと約1,200万トンでした。とはいえ、1人当たりの電子ごみ排出量が最も多かったのは欧州で、1人当たり約16.2キロとなっています。次いでオセアニア地域が1人当たり16.1キロ、南北アメリカ地域が1人当たり13.3キロでした。
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