経済

2023年 1人当たり国内総生産(GDP)が世界で最も低い20カ国(単位:米ドル)

出典

International Monetary Fund

資料名

World Economic Outlook Database April 2023

公開日

April 23

調査期間

2022

補注

According to the source, all figures are estimates.

2023年 1人当たりの国内総生産(GDP)が最も低い20カ国

2023-09-28 | 発行元 Statista Japan

2023年に1人当たり国内総生産(GDP)が最も低かった20カ国中19か国は、サブサハラ・アフリカ地域の国々でした。2023年のブルンジの1人当たりGDPは249.22米ドルで、世界で最も1人当たりGDPが高かったルクセンブルクの約12万9千米ドルはブルンジの約420倍という計算になります。なお、米国の1人当たりGDPはブルンジの250倍以上です。

サブサハラ・アフリカ地域における貧困

サブサハラアフリカ地域の多くの国々では、食料や衛生設備の欠如、繰り返される紛争、西欧不安などにより、数世紀にわたって世界で最も貧しい地域の一つに数えられてきました。これらの課題は、最も深刻な影響をアフリカ諸国が受けることが予測されている気候変動や、21世紀に発生が予想される人口爆発によって悪化しています。もちろん、サブサハラアフリカ地域の全人口が貧困に喘いでいる訳ではありませんし、アフリカ大陸南部の国々やギニア湾周辺の産油国は、特に都市部において豊かな地域があるのも事実です。しかし、こうした国々では1人当たりGDPが高いようにみえますが、富の分配は不均衡であることが多く、1人当たりGDPは国民全体の平均的な生活水準を示す指標ではないことに注意が必要です。

アフリカ以外の地域

イエメンは、数十年にわたる内戦と不安定な政治情勢により、アフリカ以外で唯一最貧国に指定された国となっています。近隣のアラブ諸国のなかには、巨大なエネルギー産業の恩恵により、世界で最も豊かな国の一つに挙げられる国もあります。また、国際通貨基金(IMF)はアフガニスタンの推計を行っていない点にも留意すべきでしょう。


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