温室効果ガス排出

2022年~2023年 欧州連合域内排出量取引制度(EU-ETS)の二酸化炭素排出枠価格(単位:ユーロ/トン)

出典

Ember; Website (Montel)

資料名

EU Carbon Price Tracker

公開日

November 2023

調査期間

January 2022 to October 2023

補注

Release date set as date of site access

協力

2022年~2023年 EU-ETSの排出権(EUA)先物価格

2023-11-30 | 発行元 Statista Japan

欧州連合域内排出量取引制度(EU-ETS)における排出権(EUA)価格は、2023年2月に二酸化炭素(CO₂)1トン当たり100.34ユーロという過去最高値を記録しました。EUAの平均スポット価格は、2018年に行われたETSの制度改革以降、大幅に上昇しています。 

欧州連合域内排出量取引制度(EU-ETS)とは 

EU-ETSは、2005年に世界で初めて導入された二酸化炭素排出枠の取引制度です。同制度は、二酸化炭素の排出量に価格をつけることで温室効果ガスの排出を制限し、排出量削減へのインセンティブを与える方法として施行されました。毎年一定数の排出枠が市場に出回り、企業間で取引が行われます。排出枠の絶対数は、年々段階的に引き下げられていきます。現時点でEU-ETSは、2021年から2030年までの第4フェーズにあります。 

排出権価格の変動性

EUの排出枠価格は変動が激しく、日々変化することで知られています。価格は排出枠の需要と供給で決まりますが、2022年3月、ロシア・ウクライナ戦争が勃発し、EUによるロシアからのエネルギー禁輸措置が懸念されたため、EUA価格は1トン当たり60ユーロまで下落しました。 


このページは、statista.comのコンテンツを翻訳し、作成したものです。和訳版と原文(英語)に差異が発生した場合には、原文が優先します。更新頻度が異なるため、本ページで紹介したデータよりも新しいデータがstatista.com上に表示される場合があります。statista.comでは、2万2,500以上の情報ソースに基づいた100万件以上の統計データを提供している他、インテリジェントな検索など、様々な機能をご利用いただけます。データの二次利用権に関しては、FAQの該当項目をご覧ください。


タグ
経済・政治 気候変動 社会 社会・経済
シェア
統計情報

グローバルなデータベースで統計とインサイトを検索


社会・経済

関連インサイト

無料トライアル

世界有数のグローバルデータプラットフォームを 今すぐ無料でお試しください

今すぐ登録する
お問い合わせ

東京チームがあなたをサポートします

Statistaにご関心をいただき有難うございます。ライブデモのご要望、製品の内容、アカウントの種類や契約に関する詳細など、どうぞお気軽にお問い合わせください。日本語と英語での対応が可能です。

水野 希更

スタティスタ・ジャパン株式会社

support.japan@statista.com

月〜金 10:00〜18:00(日本時間)