International Monetary Fund
資料名World Economic Outlook Database April 2024
公開日April 2024
調査期間2023
補注According to the source, all values are estimates.The values have been rounded to provide a deeper understanding of the statistic.
2024-06-27 | 発行元 Statista Japan
この統計は、2023年に「国の借金」である政府総債務残高が世界で最も少なかった20か国を示したものです。データの数値は、中央政府や地方政府、社会保障基金などの債務を合わせた総額です。2023年のロシアの推定債務残高は、国内総生産(GDP)の19.66パーセントに達しており、世界で17番目に借金が少ない国となっています。
対GDP比の政府債務残高は、一国が自国の債務を履行するために物品を生産し、販売する能力を示す指標となっています(ただし新しい借り入れは許されない)。経済成長を損なわずに、より多くの物品を生産する能力をもつ国は、将来的に見てより安定していると考える経済学者が多いとされます。しかし、このランキングでは、ロシアとサウジアラビアを除き、先進国は一国もランクインしていません。また、日本や米国など経済大国の公的債務が対GDP比で世界最高水準に達していることからは、借金が国の発展にとって時として必要なものであり、債務が必ずしも経済の負担にはつながらないことがわかります。
サウジアラビアは、主に石油や石油製品の輸出額が多いことから、対GDP比政府債務残高が低くなっています。現代社会にとって石油は必要不可欠な資源であるため、サウジアラビアは石油生産で獲得した潤沢な収益で高水準のGDPを維持し続けています。また、新たに負債を負う必要もありません。
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